アコースティックピアノと電子ピアノ
~違いって何なの?~
もうすぐ8月が終わりますね。18時を過ぎて一気に暗くなってくるところをみると、秋・・・なんだなぁ~と感じます。(暑いですけどね!)
毎度同じ担当ですいません、小松です。
さて、皆さんはピアノというと、最初にどういったピアノを思い浮かべますか?
おそらく大部分の方は、いわゆる黒い鏡面のピアノ、つまりはアコースティックピアノを想像したのではないでしょうか。
そう、それは確かにピアノであり、長い歴史から今日まで、人々から愛されてきた楽器なのです。
では、電子ピアノというと?
皆さまのなかでは、音の悪い安物と思われている方もいるかもしれませんね。
ってことで今回は、ほんとのところはどうなの?という疑問に少しでもお答えできたら・・・と思います。題して、
「アコースティックピアノと電子ピアノ、何が違うの?討論」です!
まずは両者の事を知ることからはじめてみましょう。
※ピアノにとって重要な”音”は?
アコピ・・・
長い歴史が培った豊かな響き、ピアノ全体を響かせて音を出すため、音の広がりがイイ。
電ピ・・・
スピーカーから音を出すため、音の広がりは弱いが、ボリュームを調節できる利点がある。
※鍵盤のタッチは?
アコピ・・・
人間の指の延長のようなタッチ。無限ともいえる表現の幅が、演奏者の個性を引き立たせる。
電ピ・・・
現在のモデルは、最先端の技術でアコピのタッチに近づきつつある。
※移動の利便性
アコピ・・・
天然素材を使用しているため、小さなものでも200kg近くある。
電ピ・・・
40~80kgの軽量、そしてコンパクト設計なので、持ち運びが便利。
※耐久性
アコピ・・・
定期的な調律を行っていれば、20年以上使用可能。たくさん愛情をそそぎましょう。
電ピ・・・
電気部品の耐久年数基準による。ただ、あまりさわっていないと劣化も早い。
こんなところでしょうか。両者とも一長一短があり、どちらがいいかといわれても、ほんとに人それぞれ求めるものは違うので、一概には言えないのが現状です。
これは私的な意見ですが、電子ピアノの鍵盤タッチは、確かにアコピに近づいています。さらに技術が進めば、アコピと遜色ないタッチになるのは時間の問題だと思います。
しかし、音に関しては、電ピがどれだけアコピに近づこうと、絶対に同等にはならないかな、と。
生まれたときから既に完成されていたといわれるアコピの音を、100%”マネ”することは不可能だろう、と。
あくまで私の意見ですが・・・。
ん~難しいですね~。
次回はさらに種類を分けて、ピアノを紹介してみましょう。お楽しみに!