ハイブリットピアノとは~こだわりの機能編
こんにちは!
ようやく雪も一区切りついたでしょうか。さすがにもう大量には降らないだろうとは思いますけれど・・・。しかし雪が解けた道路の走りやすさといったらもう、快適ですよね(しみじみ)。長い事雪の道路を走っていただけに、錯覚なんでしょうがちょっと感動しました。
担当小松です。
さて、前回のハイブリットピアノの記事では、ハイブリットピアノの基本的な構造について載せましたが、今回はさらにこだわりの機能についてご紹介していきます。
◆こだわりその1 ~鍵盤のタッチ感~
やっぱり電子ピアノじゃ、鍵盤タッチが軽いんだよなぁ・・・と悩んでいる方へ。
ハイブリットピアノでは、グランドピアノそのままのタッチ感を実現させるため、鍵盤はすべて木製。
そして鍵盤の動きをタッチに影響を与えずキャッチするため、全シリーズに非接触型センサーを採用しています。
こちらはキーセンサーとハンマーセンサーの二つを備えていて、鍵盤アクションの動きを正確にとらえることで、演奏上の微妙なニュアンスをデジタルでも再現できるようになったのです!
◆こだわりその2 ~スピーカーから出る音~
電子ピアノの音って、なんだか電子的でちょっとなぁ・・・と感じている方へ。
ハイブリットピアノでは、弾く人にいちばん心地よい音を届けるために、低・中・高音それぞれの帯域用に専用アンプを搭載しております。
さらにサンプリング(音の録音)は、ピアノに対して左側、右側、中央と奥の4か所から録っているため、原音の持つ魅力をそのまま表現することが可能となりました!
特に同シリーズの中でも、グランドピアノ型「N3」はサンプリングした位置とほぼ同じ位置にスピーカーを配置しており、続くグランドピアノ型「N2」「N1」はそれぞれの奥行きにあわせてスピーカーの位置をレイアウトすることで、より自然な音が届くようになったのですよ!
◆こだわりその3 ~ピアノ全体の共鳴振動~
電子音はまぁまだ許せるけど、やっぱりピアノ全体が音共鳴して振動する感覚がないとなぁ・・・とお思いの方へ。
なんと、「N3」「N2」モデルは、この自然な振動までデジタルで表現できるようになりました!
この感覚を作りだすのが、「タクタイル・レスポンスシステム」。
グランドピアノを演奏する際に生じる、ハンマーが弦をたたいたときの微弱な振動が再現され、鍵盤とペダルから演奏者へと伝えます。
もちろん消音状態(ヘッドホン着用時)でも、その機能は作用します!
◆こだわりその4 ~コンパクトで洗練されたデザイン~
鍵盤タッチも音も気にならないけど、部屋に置けるか置けないか、それが問題だ・・・と顔をしかめている方へ。
高さを抑えて部屋の中に圧迫感が出ないようにし、直線のなかに曲線を配したデザインで、さりげなく美しいフォルムになってます。
各シリーズの寸法・質量は以下の通り↓
グランドピアノ型「N3」・・・
幅148cm、奥行120cm、高さ101cm(屋根を開けた場合173cm)、重さが199kg。
グランドピアノ型「N2」・・・
幅147cm、奥行53cm、高さ100cm、重さが142kg。
グランドピアノ型「N1」・・・
幅147cm、奥行62cm、高さ100cm、重さが124kg。
アップライト型「NU1」・・・
幅150cm、奥行46cm、高さ102cm、重さが109kg。
◆オマケ・・・
もちろんUSBメモリにも弾いた曲を保存できますし、専用イスとキーカバーも付属されています。音色はピアノの他に、エレクトリックピアノ、ハープシコードがあります。
現代のテクノロジーはピアノすら進化させてしまうんですね。ハイブリットピアノがスタンダードになる日は、そう遠くないのかもしれません。
さて次回は、ついに(?)エレクトーンシリーズをご紹介!!